本年もお世話になりました!


2005年も残すところ後わずか!皆様はいかがお過ごしでしょうか?私は昨日あたりでようやく少し仕事が落ち着き、ホッとしております。9月頃から急に忙しくなって(単に仕事の要領が悪いだけとの声も)、朝食も昼食も食べてないなーと気が付くといつの間にか午後3時頃!夕方になってから学生の頃アルバイトでお世話になったコンビニに寄ると「夕飯?」と店員さん。「いやいや朝食です。今日の(笑)」(私)。「えー!なんか食べなあかんで!」(店員さん)。「いやー。分かってるんですけどねー。なんでですかねー」(私)。という日がつい最近まで続いていました。

先日の話なのですが、いつもの様に食事を摂る暇も無く(っと言うか食事のことも忘れ)仕事に出ようとすると、ふと入口にある金魚の水槽が目にとまりました。あれ?4匹いるはずの金魚が3匹しかいない!嫌な予感がして覗き込むと・・・。何と!出目金が1匹お腹を上にして水槽とパイプの間に挟まって浮いいるではないですか!「ギョエー!!!」「何でこの忙しい時に!」「でも金魚は獣医さんに連れて行くわけにもいかんし、薬も注射も無いし・・・。出目ちゃん悪いけど自分で治してくれ!うちで飼われたのが運の尽きやと諦めてくれ!」と言い残して出かけました(鬼!)。その出目金は次の日には元通り元気になっていたので一安心ですが、よくよく考えてみると金魚には毎朝欠かさず餌をあげているのに、自分の食事は・・・。アレ??やっぱり自分の要領が悪いのか!?このままじゃ金魚どころかこっちが死ぬな!確実に。と思う今日この頃です。

そんなこんなで、言い訳の前フリが長いよ!と言われそうですが、最近更新ができていないなーと気になっていたコラムは気が付けば、ナント約2ヶ月間も更新してない!忙しかったからとは言え、反省しております。しかも今回が2005年の最終コラムとなります。来年はもう少し頑張るつもりですので、今後とも宜しくお願いいたします。

さて、2005年のホームページ運営を振り返って見ると、非常に多くのお客様からご注文やお問い合わせをいただき大変有意義な一年となりました。ただ、私は引き続き店頭や外商の仕事も担当しておりますので、力及ばず色々とやり残した事(コラムの更新も含め)が多いなー、と言うのが正直なところです。メール等の返答は極力迅速に行ったつもりですが、皆様にもご迷惑をお掛けしたかも知れません。いかがでしたでしょうか? それから、2005年は個人のお客様の他に、企業ユーザー様からのご注文、お問い合わせが非常に多かったです。これは大半がUSBメモリー製品への大口名入れに関するものですが、お陰さまで当店は滋賀の小さな文具店でありながら、USBメモリーの大口対応では全国でも有数の販売実績を残すことができました。この分野では来年もメーカーや名入れ業者等と協力してより良いサービスの提供を考案していきたいと思います。

で、2005年に「ホームページを通じて一番多く売れた商品」と言いますと先に書いた通り大口注文を多数いただいたUSBメモリーやUSBメモリー付3色ボールペンと言う事になるのですが、これ以外ですと「齋藤メソッド3色ボールペン」と「セーラー ハイエース万年筆・中字」が目立って多かったと思います。更に、後半はトンボ鉛筆さんの「デザインコレクション筆記具」、パイロットの高級ボールペン「タイムライン」が御好評いただきました。

いつもホームページに商品を掲載する時は、「これは売れるかな?」とか、「この商品は関心を持ってもらえるかな?」とか色々考えるのですが、実際に掲載してみて反応が返ってきた時は嬉しいものです!ほぼ全ての商品に何らかのお問い合わせをいただくのですが「何気なく掲載した意外な商品」にお問い合わせいただくのも嬉しいもので、ついつい「自分は良いと思うけど・・・、他の人にはどうだろう・・・」といった微妙な商品を載せたくなるんですよね(笑)。で、またメーカーさんや問屋さんの展示会、見本市なんかに行くとついついそんな様な商品は無いかと探してしまいます!

来年も年明けから色々な新製品が登場するのですが、私としてはもっと各メーカーの「顔」になる様な硬派な商品が登場してもらいたいと思います。先日、ゼブラさんが来店され、こだわりの樹脂素材を用いた高級ボールペンを紹介されました。その時、「デザインや品質はともかく、この中途半端なデザイナーズブランドみたいなネーミング(本当にデザイナーズブランドだったのかな?)何とかならないの?何なら少々野暮ったくても堂々と ZEBRA のロゴを刻印してくれた方がむしろすがすがすがしくて売れると思うけど。」と言っておきました。

ゼブラさんによると、やはり贈答用などでは適当なデザイナーズブランドとして発売した方が売りやすく、なかなかゼブラブランドだけでは厳しいとのこと。ゼブラさんだけではなく、日本の筆記具メーカー各社は結構この様なパターンが多いですね。でも、私としては商品名(コンセプトも)=「The ZEBRA」みたいな究極の高級地味ボールペンを期待しますね!中途半端なデザイナーズブランド(失礼!)なんか筆記具好きや文具好きのお客様には逆効果だと思いますが、皆様はいかがでしょうか?会社の顔になる様な誠意ある商品を自社ブランドで勝負してもらいたいと思うのは私だけでしょうか?パイロットさんの高級ボールペン「タイムライン」などはその様な努力をされてる気がしますが、来年は「The PILOT」や「The ZEBRA」みたいな商品を各社に期待したいものです。


最後になりましたが、2005年は当店をご愛顧いただきましたこと、心より感謝申し上げます。来年2006年も引き続きご指導ご鞭撻賜ります様どうか宜しくお願いいたします。


追伸
年末にかけて、三菱鉛筆社から発売予定になっておりましたラチェット&クランクのキャラクター文具の入荷が大幅に遅れ、お問い合わせいただきましたお客様には大変ご迷惑をお掛けしております。只今必要な商品の確保を依頼しておりますが、メーカー担当者にも年明け以降になりませんと在庫状況や出荷状況が分からない状態です。今回は非常に製造数量が少なくご希望の商品が確保できない可能性も聞こえております。大変ご迷惑とご心配をおかけいたしますが、年明けに三菱鉛筆の営業が再開され次第、順次在庫状況と、お取引に関するご連絡をさせていただく予定ですので、何卒ご理解いただきます様お願いいたします。

2005年12月29日  藤井稔也



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