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意外!? 初めての1本としてスミ利一押しの万年筆がこれ!
勿論、行きつくした(笑)マニアにも一度はお試しいただきたい逸品です!!
※こちらの商品は、メーカー廃番につき、販売終了しました(2022年1月更新)


プラチナ萬年筆

美巧(VICOH)



18Kスタンダード万年筆

定価¥11,000(税込)

メーカー廃番につき、完売となりました。
(2022年1月更新)

この普通さが返って通を唸らせる!昔ながらの味を楽しめる傑作!
プラチナ萬年筆 18金スタンダード万年筆  プラチナ18金スタンダード万年筆
スマートでトラディショナルなデザイン。自然な使い心地が魅力の万年筆。

店頭で「プラチナの万年筆で先ずお薦めの万年筆は何ですか?」と聞かれた時、スミ利がご紹介しているのが、何を隠そうこのプラチナ18金スタンダード万年筆! プラチナの万年筆は肥後象嵌万年筆#3776ミュージックなどが人気となっていますが、あえて18金スタンダード(笑)! いや、ホント何の変哲も無い万年筆、なんなら安っぽさも感じる万年筆ですが(プラチナさんゴメンなさい・汗)、プラチナ萬年筆のド定番(笑)として、ロングセラーを続ける、とっても偉い万年筆なのです。 最近は大きなペン先と太い軸の万年筆が主流になっていますが、元々はこの様なスマートなタイプが正にスタンダードでした。 昨今の売れ筋商品ではないにせよ、スミ利ではこの15年余り、店頭から一度も外したことの無い定番商品であり、スミ利のお客様の中でも10年以上使い続けておられる方がザラにおられる逸品なのです。 ※2015年カタログより、新ブランド名「美巧(VICOH)」がつけられましたが、商品自体に変更はございません。

通常、14金等の金ペンが付いた万年筆は最低でも1万円以上します。それが金の含有量が多く、純度の高い18金ともなると更に値段が上がってしまいます。ところが、このプラチナ18Kスタンダードは18金ペン先を採用しながら、1万円という低価格で頑張り続けている非常に貴重な存在! 実は、この万年筆、最近こそ若い世代のお客様や、マニアやコレクターと呼ばれる方々にも注目していただける様になりましたが、元々は日記や葉書、お手紙などで日常的に万年筆をお使いになるご年配のお客様に根強い人気を誇っていたものです。そうした方々は、気に入った1本を道具として長年使い込まれ、長年の使用により磨耗し、キャップが緩くなってしまっても買い換えたりせず、当たり前の様にメーカー修理に出して更.に使い続けられます。 18金という金の純度だけが目立ちますが、実はこうした地味な部分、実力が高く評価されてロングセラーとなっている点を是非皆様にも知っていただきたいですね!

ご存知の方も多いと思いますが、万年筆のペン先に関しては14金で実用的な性能はほぼ満たしていると言われています。 あえて、18金や21金と言った、より高純度の金ペン先が存在するのは、金のもつ貴金属性によるところが大きいと言われています。 日本人の場合、「金色(きんいろ)」のイメージは、時代劇などで悪徳商人が悪代官に渡す「山吹色の菓子折り」(笑)ではないでしょうか?つまり純金(24金)の黄金色、山吹色(笑)。黄色味の強い金色こそが「金のイメージ」なのです。ところが、合金の配合にもよりますが、14金では少々黄色味が薄い。金ペンなのに金らしくない場合もあるのです。 それでは純金でペン先を作れないのか?と思われると思いますが、実際に24金(純金)でペン先を作ってもコストの割りに実用的な性能(弾力性や耐久性)が伴わない為、万年筆のペン先としてはむしろ不向きだと言われています。純金よりも合金の方が性能が良いのです。 セーラー万年筆社の一部の製品には21金ペン先の上に、わざわざ24金(純金)メッキを施して日本人がより金色らしく見える涙ぐましい!?努力をしているケースもあります(笑)。

一般的に14金よりも18金ペン先の方が軟らかいイメージがありますが、実際のところ14金でも、合金の配合の違いや、金の圧延方法、焼き入れ方法、形状の工夫などにより、硬いペンから軟らかいペンまで実に様々なキャラクターに作り分けができますので、14金と18金を比較して単純に18金のほうが軟らかいと言う訳ではありません。 純度の高いペン先が軟らかいというイメージを持たれるのには少々、大人の事情(笑)もあったのでは無いか邪推します(笑)。 昔コストのかかる18金ペン先では地金を薄くしてこっそりコストダウン!?している場合もあったのです(笑)。また、当時は金ペンに高い弾力性を持たせる技術がまだ未熟であったことも考えられます。地金が薄い、或いは弾力に乏しいと、しなりが出やすく「軟らかい」ということになり、そこからイメージが定着した可能性はあります。 ただ、悪い意味ばかりでなく「18金ペン先は軟らかい」というユーザーのイメージ、期待に応えて、あえて軟らかさを演出したペン先が存在することも事実だと思います。

では、このプラチナ18金スタンダード万年筆も軟らかさを演出したものなのか?と言うと、実は全くそうではありません。 むしろその逆です。 元々、ペン先も小さめでしなりが出にくい形状でもありますので、比較的ハードでコシのある仕上がりになっています。特にF(細字)ではその傾向が顕著に感じます。 昔ながらの実用本位のペンですので、どちらかと言えば筆圧の変化で筆跡に影響を受けにくいことを良しとしている、そんなペンでもあります。 ただし、使い方にもよりますが、この18金ペン先は、14金と比べて、使い込むことで、徐々にペンポイントのくい違いや開きが現れ、良くも悪くも馴染みが出やすい性質があります。そうした点から「柔らかい」と評されているのではないかと考えます。  先ほど、ペン先を18金にするのは貴金属的要素が大きい、と書きましたが、実はそれだけとも言い切れません。単に書き味が硬い、軟らかいでは言い表せない部分があり、その良さを最大限引き出せるのが実は18金ペン先なのかも知れません。 昨今の「頑固な万年筆」に対して、「素直な万年筆」と言えそうです。

ルックスが少々大人しく地味な印象ですし、昨今主流の大きく堂々としたペン先と太い軸の万年筆や、金属ボディーで重量感の有るパイロットのグランセ等と比べると、同じ1万円クラスの中でどうしてもチョイスされるお客様が少ないのが非常に残念です(でも気持ちは分かる・笑)。 商品名も「18金スタンダード万年筆」と言うそのまんまなところが良くも悪くも泣かせてくれます(笑)。 店頭で見たり試筆しただけでは十分に魅力が伝わらないかも知れませんが、実際に使い始めるとこの万年筆は、ペン先の大きさや軸の太さ、重量バランスなどを含め、意外と本格的な素質を備えた一本だと気付くはず! その為、店頭で色々と試した結果、お客様がこのプラチナ18金万年筆を選ばれた時は、驚きと嬉しさが同時にこみ上げてきます(笑)。 

プラチナ萬年筆社と言えば、ユニークな素材やデザインを取り入れた商品が多く、時折キワモノ!?的な商品作りも見られますが(笑)、そのイメージに反し、肝心要の万年筆の筆跡に関しては、昔から「端正でクセが無い」のが特徴であり、着色の無いスマートな筆跡に一貫したこだわりを感じます。 同社の万年筆は少しハード傾向の書き味が特徴と言われていますが、プラチナ18金スタンダード万年筆は、「弾力のある18金ペン先を用いて万年筆本来の書けば書くほど、手に馴染んで使いやすくなる感覚を得られる様、仕上げました」とメーカーが主張する通り、書いたタッチは少々ハードながら、単に硬いだけのペンではなく、プラチナのこだわりでもある「日本文字の為」の、しっかりとしたタッチが生きています。 

日頃万年筆をよくお使いの方は、ニブのしなり以外から感じる「柔らかさ」というものが存在すると経験的に知っておられると思います。このプラチナ18金スタンダード万年筆は、噛めば噛むほど味が出るスルメイカ(笑)の様なペンだと言えるのではないでしょうか? 貴金属的要素から採用されることが多い18金ペン先ですが、このプラチナ18金スタンダード万年筆に関しては、そのルックスの地味さと言い・・・(笑)何か特別な意図を持って18金が採用されたとしか思えません・・・じっくり焦らず使い続けることで、不思議な魅力を感じることができる、そんな万年筆だと思います。。


プラチナ萬年筆 18金スタンダード万年筆  プラチナ18金スタンダード万年筆のペン先
プラチナ萬年筆、伝統のペン先!懐かしさも漂う・・・。適度なしなやかさを備えています。
プラチナ萬年筆の特徴は筆跡にクセが無く、非常に端正なこと!
※ペン先の刻印が出荷時期により異なる場合がございます。

プラチナ・18金スタンダード万年筆 スミ利文具店  プラチナ萬年筆 18金スタンダード
黒軸、赤軸共にオーソドックスなスタイル! かつて憧れた「高級筆記具」のイメージ。

昔から「万年筆は人に貸すな!」と言われています。ボールペン等とは違い、万年筆は使うことで人それぞれの書き癖を吸収し、変化していく筆記具なので、よく手に馴染んだ万年筆を他人が使うと、これまで築いてきたペン先の状態が狂ってしまい、書き心地が悪くなってしまうからです。 現実には、昨今の万年筆の場合、各種の技術が向上し、高い弾力性(復元力)を持った設計が施されている為、他人に貸したところでびくともしない頑固なペン先、「他人に貸しても問題ない」万年筆が増えています(一部例外あり)。 「万年筆を人に貸すな!」は、今ほど強力な弾力性も持たず、色々な意味で素直なペン先が主流だった昔のお話と言えそうです。 そんな昨今の状況を踏まえて、スミ利からご注意申し上げます・・・「このプラチナ18金スタンダード万年筆は極力、他人に貸さないで下さい!」(笑) まあ、ちょっと試し書き程度に貸すなら全然大丈夫ですが(笑)。店頭でお客様ご愛用のプラチナ18金スタンダード万年筆のペン先を拝見した限りでは・・・できるだけ貸さないのが安心ですね(笑)。 ご自身が普段使われる場合にはそれほど気難しい点は有りませんが、やはり筆圧に関しては「適度」を心がけて欲しいですね。

若いお客様の初めての1本にも、万年筆道を行き尽くした(笑)マニアのお客様にも・・・。万年筆の道しるべとも呼べるこの1本を是非一度お試しいただきたいと思います。 特別なところは一つもありません(強いて言うならペン先がこの価格で18金を採用しているところ)。万年筆が実用品であった時代から変わらないコンセプトを通し続ける珍しい存在。 確かに趣味性は低いかも知れませんが、長く使っている内に「あー、こんな万年筆も確かにいいなー」と思えるそんな1本です。デスクペンとも通じるオーソドックスなデザインが採用されている為、ペン習字からのステップアップにも違和感が無く最適ですし、履歴書の記入などもバッチリ!!ペン先の字幅は細字、中字からお選びいただけます。 一般的には日本人に最も用途の幅が広い細字が先ずはお薦め! 中字は細字より少し太めの筆跡で、細字と並び便箋、葉書など幅広い用途に使える定番。  ※以前は極細と太字のラインアップもございましたが、残念ながら2010年よりラインアップの整理が行われ、黒軸、赤軸共に極細、と太字が順次廃止されました。プラチナさんでは少数の職人が手作業で全ての万年筆を製作しておられる為、ここ数年メーカー欠品が相次ぐなど万年筆の安定供給が困難となっておりました。そこで細字、中字など一般的に需要の高いペン種を優先的に製作し、極細や太字などのペン種を縮小または廃番とすることで、生産能力の最適配分を図っております。お客様には大変ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。
※メーカー廃番につき、在庫限りで販売終了いたします。(2021年3月更新)


プラチナ 18金スタンダード万年筆の在庫状況
 軸色    ペン種  
ブラック(黒) 細字 完売しました
中字 完売しました
レッド(赤)  細字 完売しました
中字 完売しました
※定価@¥11,000(税込)→お見積もり
※在庫状況はお気軽にお問い合わせください。

※店舗、ネットの両方で販売しております都合上、在庫状況は常に変動いたします。 先ずはお気軽にお問い合わせ下さいませ。


プラチナ 18金スタンダード万年筆とご一緒にいかがですか?

プラチナ18金スタンダード万年筆の別売りオプション一覧
写真 商品名 価格
お奨め!
プラチナ万年筆インククリーナーセット
プラチナ
万年筆インク
クリーナーセット

詳しくはこちら
ご覧下さい!
1箱(5回分)

¥1,980
(税込)
万年筆の頑固な汚れを落とす
のに便利なクリーナーセット。
洗浄液5回分とスポイトが
セットになっております。
18Kスタンダード万年筆の性能保持や
故障防止の為お使いいただくと効果的
プラチナカートリッジインク プラチナ
インクカートリッジ
(写真はブラックの箱です)
1箱10本入
¥440
(税込)
プラチナ伝統のカートリッジ
先ずはこのインクが基本です。

色は黒、ブルーブラック、
赤の3種類ございます。
プラチナ
ボトルインク(新)
(写真はブラックの箱です)
1本 60ml入
¥1,650
(税込)
カートリッジと同じ成分の
プラチナ万年筆用インクです。
色は黒、ブルーブラック、
赤の3種類ございます。
インクリザーバー搭載
プラチナ クラシックインク(古典インク) スミ利文具店 プラチナ
クラシックインク各色
¥2,750
(税込)
筆記後、酸化作用による
色変わりが楽しめる古典
インク。全6色からお選び
いただけます。
※顔料インクの使用も可能ですが、使用頻度により性能の低下や故障を招く恐れがございます。
日常的なメンテナンスをお願いいたします。


18Kスタンダード万年筆の仕様
・ペン先 : 18金
・字幅 :F(細字)・M(中字)
・軸色 : 黒・赤
・インク : カートリッジ式(別売りのコンバーター装着でインク吸入可能)
・付属品 : ギフトボックス、取り扱い説明書、保証書(1年)、ブルーブラックのカートリッジ1本が添付されています。
※別売りのコンバーターを取り付けるとインク吸入式としてボトルインクも使えます。
※軸色と字幅の組み合わせによっては受注後の取り寄せとなる場合がございます。
※「美巧(びこう)」の新ブランド名が与えられましたが、商品の内容的には違いございません。

※メーカー廃番につき、スミ利での販売を終了いたしました(2022年1月更新)

プラチナ18金スタンダード万年筆の通販について

スミ利文具店では、プラチナ社製の18金スタンダード万年筆の通販にも対応しております。 お支払方法は、郵便振替または銀行振込による先払いか、郵便局の代金引換とさせていただいております。販売価格等、詳しくは、ご注文予定の軸色(黒または赤)と、ペン先の字幅の種類(極細、細字、中字、太字)、お名前、ご住所(都道府県名)、お電話番号をお知らせいただければ、折り返し商品代(販売価格)や送料を計算してメールにてお知らせいたします。またその際、おおよその納期予定をご案内いたします。その上でご検討いただければと思います。
※メーカー廃番につき、完売となりました。 新規の入荷はございませんので、何卒ご容赦下さいませ。(2022年1月更新9

特定商取引法に基づく表示


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